
ムービング・コンサルタント
Aスーパーバイザー・サービス
Clientのメリット:
日系の引越会社の引越料金は決して高くありません。
課題は日系の会社の場合そのサービスの品質が高いためにそれに見合った料金となっているだけの話です。
日系の会社のトランジットタイム(輸送機関、出発地から目的地の自宅配達まで)は競争の結果最短時間で輸送することを競っています。
例えばニューヨークの自宅で荷物を預けて東京の自宅で荷物を引き取るのは30日前後(30日から35日)が普通です。
中には30日掛からない場合もあります。
アメリカ西海岸(ロスアンゼルスとかサンフランシスコ)からなら25日くらいが平均でしょう。
逆に40日かかっても良いから料金を安くしてくれ」と言えば安くなることもあります。
アメリカの会社は土足で家に入ってきます。脱いでくれと言っても脱ぐことはまずありません。
それにはそれなりの理由があります。
「家具を足の上に落として怪我でもしたら責任持ってくれるのか?」というのがその最大の理由です。
それは作業員の不注意だから責任を持つ必要はまったくありませんが、「間違いは誰でもある。だから安全のために靴を履いているのだ」となります。
雨が降ろうが槍が降ろうが土足で家の中に入ってくるので衛生上あまりよくありません。
アメリカの家庭では床に座る習慣がないので家の中を土足歩いても衛生上の問題はないでしょう。
しかし、日本人の家庭ではその床に座るのが何の抵抗もない生活をしているため作業員が土足で色々なものを運び込んでも(靴の裏についたまま
家の中に入ってくる)子供や赤ちゃんはそれに気が付かず生活をするのが問題となります。
日系の会社はそのような習慣を先刻承知のため作業員にもその事情を説明して家の中では靴を脱ぐように指導をしています。
そのためアメリカ人の家庭の仕事をするときに靴を脱いだからといってアメリカ人にとってみれば「どっちでも良いこと」となりますが、日本人の家庭の場合にはそれはかなり重要な
ことでもあります。
これはひとつの例ですが、まだいくつもあります。
アメリカの会社は荷物を運んで壊れたり無くなったりするのは当たり前とは言わないまでも「そのために保険があるじゃないか」という考えで仕事をしますが、
日系の場合は「保険は万が一のため」という考えで「金を貰っても元には戻らない」という考えで仕事をします。
これらは文化の違いなので、どっちが良い悪いの話ではありませんが日系と米系ではそのような潜在的な違いがあるということです。
さて、好むと好まざるとに関わらずアメリカの会社を使わざるを得ない場合もあるでしょう。
梱包のことで何かを言おうものなら途中のトラック輸送、鉄道輸送、船の輸送のことを持ち出して立て板に水のようにべらべらしゃべられてもそこまでの知識がない場合は
結局だまってしまうしかありません。
言語の問題、引越しの専門用語、作業の内容等など多岐にわたりそこにベテランが居てくれれば絡みます。
そのようなケースの時に「引越しの仕事のスーパーバイザー」として仕事の終わるまで、或いは一定の時間その場でClienと業者の間に立って第三者の目、考え方
で調整をするのが役目です。
日系の会社の品質までは求めない(予算がない)が「内容は日系の会社の品質に近づけたい」というようなニーズがある場合にコンサルタントを使うメリットが出てきます。
単なる相談相手ではなく引越しの現場に行ってコンサルタントをするのが特徴です。
Moverのメリット:
業者側としては仕事が多く日本人スタッフが足りない場合に活用する。
人を採用した場合には冬場の仕事が少ない時には人件費が管理費を圧迫するという問題もあります。
コンサルタントをうまく活用することでClientには一定の品質のサービスを提供でき、日本人の人件費は仕事がなければゼロということなります。
或いはこれも前に書いたが日本にある引越会社がアメリカに支店がなく現地の代理店を使っている場合など品質管理や確保が課題となります。
長年の営業努力でやっと法人Clientを獲得したが現地の対応や作業の中身の問題で一回ぽっきりで終わってしまうことも有り得ます。
わずかな費用を惜しまなければその品質を確保する道が開け、法人Clientの仕事も続けることができるようになります。
言うまでもなく、一番良い方法は現地(アメリカ)でも日系の引越会社を代理店として使うことです。
コストはClientのメリットの項で説明したように一般的に高いです。
荷物配達に関しては30日間の輸送スピードは関係なくなっております。(これが関係するのは出発地のサービス)
港から引き取って配達するだけの作業なので数日間のことです。
そのあたりの費用対効果を考えてそのまま日系代理店を使うか、現地の代理店を使ってコンサルタントを付けるかの選択をするのが良いでしょう。
コスト第一主義で品質をおろそかにすると対日本人相手のビジネスは続きません。
しかしながら、ビジネスである以上利益のことも考えなくてはなりません。
「現地で最高の代理店を使っているから利益は無し」ではビジネスは続けられないでしょう。
「ムービング・コンサルタント」をいかに上手く活用するかが生き残りをかけた海外引越業界の重要な戦略となるでしょう。
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一応ここで第一回目の執筆の終わりとします。
加筆、続筆の可能性はあります。

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●引越し25年のプロが書く本音の話、
だからためになる…
●引越し会社を辞めて独立し別の事業を立ち上げた今だから書ける本音
●アジア、アメリカ、ヨーロッパ駐在で引越しをした経験からグローバルな観点で引越しを語る
●これだけ知っていれば10万円は楽に節約できる話
●しかも安かろう悪かろうではない!
●業者の選び方
●会社は大きければ良いか?
●市内引越しと違い海外引越しは会社が費用を払うがそれでも業者は選びは大切
●ここでは主に海外引越しに付いて語る
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