日本からアメリカへ車を運ぶ 金持ち以外は読まないで… =25年間のノウハウ25=




●アメリカへの車の輸入の話

これで一番厄介な自動車のアメリカへの輸入がいかに面倒くさい、実質的に輸入できないという非課税障壁が横たわっていることがお分かりになれたでしょう。
では、なぜ同じ自動車王国を二分するアメリカと日本で月とすっぽんほどの規制、規則の違いがあるのか?という疑問が湧いてきますが、まあ、それは政治的な 問題でしょう。
アメリカと日本では同じ自動車大国であっても立場がまったく逆です、かたや毎年何百万台という車を買う側(自国産の車が幾らでも溢れているのに)、と「買ってもらう側」の 立場の違いがあります。
仮に日本が「アメリカは輸入車の規制が厳しすぎる、もっと規制を緩めろ。不平等だ!」と言おうものなら、「じゃあ他の国に売ったら・・・」などと言われたらやぶ蛇、自動車会社 にしてみれば自殺行為に等しい。

それだけでは収まらず、買う側の強みで、「左ハンドルの車をそのまま輸入を認めろ!」との圧力でというか戦争終了直後の占領時代に自分の車(ジープ)どんどん持って 入りそれを使い、なし崩し的に左ハンドルは認めさせたに違いない。(このあたりは歴史家ではないので推測の域を出ず)
やがて日本が経済的にどんどん発展していって金回りが良くなってもアメ車は日本には売れない。 もっとも、図体がでかく日本の道路事情に合わないということもあるが、 エンジンがめったやたらと大きいので燃費が悪いという問題(日本にとって)もあり売れないのであるが、それで手をこまねいているアメリカではない。

そうこうするうちに、小型で燃費が良く、故障が少なく、しかも安い日本車がどんどんアメリカに輸出されるようになった。
色々とトラブルがあって、輸入規制をしようとした。
「それならアメリカ国内で生産すれば文句はないだろう?」
これが日本側のセリフ。 それまでは規制できない。自由貿易を掲げるアメリカとしては・・・。

アメリカ自動車業界から突き上げを食らったホワイトハウスは、
「輸入税が高いためだ。もっと下げろ!」
いわゆる「外圧」と呼ばれるもののひとつで輸入税を下げるよう日本に圧力をかける。
「がたがた言うとこっちも輸入規制をするよ」と脅かす。(言葉が悪ければ、という「お願い」をする)
なにしろ、何百万台もの車を毎年買ってくれるお得意さんから色々注文をだされたら聞かざるを得ないだろう。それを断ることは自らの首を絞めることになることは 火を見るよりも明らか。

いつしか、自動車の輸入税は「ゼロ%」になってしまった。
それでもアメ車はアメリカが期待するほど売れない。 アメリカはしびれを切らしつつイライラがつのる。
「自由貿易」がアメリカを世界一の超大国に押し上げたのは誰も知るところである。
したがって、これ以上、つまり輸入税がゼロ、それ以上日本に圧力をかけるネタがなくなってしまっているかも知れない。
アメリカ自体は今まで説明してきたような「無理難題」を車を輸入する業者(会社)には課している。
しかし、「猫の首に鈴をつける」かどうかで迷うならともかく、ライオンの首に鈴を付ける勇気のある国は今のところ無い。

とはいえ、日本からアメリカに車を持って行きたい人の数は微々たるもの、無視して問題にならないが、それよりはるかに数の多い日本人が輸入税ゼロのおかげで 安いアメ車やヨーロッパ車に乗れることができるというメリットのほうが大きいことだけは確かである。
輸入税がゼロになったとは言え、輸入ディーラー等がその分甘い汁を吸い易くなっているような気がしないでもないが・・・。
あれもこれもと国内産業の保護という名目でとにかく規制が多い日本にアメリカの外圧があったおかげで国内消費者の立場から考えると色々なメリットが あるのも事実である。

終わり (加筆、続筆の可能性あり)

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引越しのプロとして25年間その仕事をしてきたが、ここに書いたのはそのごく一部の話である。
しかしながら、一般の人が引越しに際して色々と不安があったりするのも分かる。
特にこれから外国に出かける人などは引越し以外にもたくさんの不安もあれば期待もあるだろう。

住宅の選択の問題、住む場所の問題、特にニューヨーク界隈ではどこに住むかはかなり重要な問題といえる。

場所によって極端に治安が悪い場合があるからだ。
それに昼間の顔と夜の顔が違うということもある。
まあ、昼間から浮浪者みたいな者がうろうろしている場合は夜の顔は押して知るべしであるが、昼間はなんでもなくても夜になると騒々しいという 場所もある。

子供の教育の問題もある。
それらはまたその道のプロがいるのでそういう人達に聞いてみることが良いと思う。

引越しのことであってもまだまだ書きたいことは色々とあるが本を書いているわけではないのでこの辺で一区切りしなければならないと考える。

これから初めての引越しをする学生さんが読んでくれるかもしれないし、何度か引越しをしたことがあるという人が読むかもしれないし、又、既に10回とか 引越しをしたことがある人が読むかもしれない。

いずれの場合であっても参考になる箇所が一つか二つあればこれを書いた意味もあると考える。

世の中にはごまんとある引越会社だが、そのうちのひとつを選んで引越しをする訳なので選ぶにも理由があるだろうが、その際の引越し会社の選択の 参考になれば幸いだと思う。




●引越し25年のプロが書く本音の話、 だからためになる…
●引越し会社を辞めて独立し別の事業を立ち上げた今だから書ける本音
●アジア、アメリカ、ヨーロッパ駐在で引越しをした経験からグローバルな観点で引越しを語る
●これだけ知っていれば40万円は節約できる話
●安かろう悪かろうにご注意!
●業者の選び方
●会社は大きければ良いか?
●市内引越しと違い海外引越しは会社が費用を払うがそれでも業者は選びは大切
●ここでは主に海外引越しに付いて語る

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