アメリカから日本に車を輸送 安く運びたい?方法がありますよ=25年間のノウハウ=




●車を運びたい?


自動車王国、アメリカに車を持っていく?
車: アメリカ → 日本 (簡単で安い)
車: 日本 → アメリカ (諦めること、新車を買うより高くつく)

アメリカ → 日本
黙って頼めば140万円、頭を使えば80万円、どっちが得か?

まず簡単なほう、アメリカから日本に車を持って帰る場合の話をしましょう。
一般の物流会社が運ぶ場合、車輸送専門の会社が運ぶ場合、引越会社が運ぶ場合、どの会社でもそのノウハウはあります。
どの会社を使うのも自由です。(当たり前の話) しかし、私は引越会社で働いていました。
そのため、「車輸送のみを頼みたい」というお客さんは少なかったです。ほとんど無いに等しい。 しかし、「引越で帰るんだけど車を運べますか?」という問い合わせは たくさんありました。

もちろんたくさん輸送のお手伝いをしてきました。ドイツ時代はなんと言ってもベンツとBMWそれ以外の車を持って帰る人はいなかったですね。
ではアメリカからはキャデラックやリンカーンを持って帰るかというと、「いないですね」。
なにしろ、そのような車は一部「特殊職業」に付いている人が黒塗りのやつに乗ってますからね。着ている服も普通は黒だけど・・・。
でも、ベンツはどういうわけかそのような業界の人にも一般の人にも使われるんですけどね。

アメリカからでもどういう訳かヨーロッパ車(ベンツ、BMW、ポルシェ)といった車を持って帰る人が多かったです。例外はマツダのMiataを持って帰った人がいました。
それから、ジープのチェロキーに乗っていた人が「ジープはこの先二度と買わない」(はずれの車だったらしい)という事で色々と考えた末にホンダの「オデッセイの新車を買って 帰ろうかな?」と色々と迷った(日本で買うほうが安いということをネットで調べたらしい)。
「まあ新車の値段だからね」ということで日本に帰って買うということになったわけでした。
本人が日本に帰ってから「失敗した!アメリカから買ってくれば良かった」という話が出てきた。

(私)「なんで?日本のほうが安いって言ってたじゃないですか?」
(客)「アメリカで言うところのオデッセイと日本でオデッセイと呼んでいる車は車種が違うことが分かったのよ。日本のオデッセイはアメリカのオデッセイではなくてワンランク小さい 車種だってのが日本に帰って現物を見たところで分かったのよ」
(私)「え?そんなことがあるわけ?」
(客)「そうなのよ、安いはずよね。もう手遅れだけど・・・」

オデッセイということで信じ込んでいたので車の寸法とか重量とかそんな細かいところまでネットで見ていなかったようである。
アメリカと日本で違う車種を同じ名前で呼んでいるなんて後にも先にも聞いたことがない。
嘘みたいな本当の話である。

また、別のお客さんの引越の時に偶然車の話が出た。
(私)「え?車持って帰るんですか?見積りの時にその話聞いていませんでしたよ!」
とびっくり。
(客)「だってお宅は引越会社だから車の輸送はしないでしょ!」
(私)「引越会社だって車を運ぶノウハウくらいありますよ?」
(客)「え? お宅でも車運べるの?」
と、今度は相手がびっくり。
(私)「で、どうしたんですか?その車?これから出しますか?」
(客)「もう、出しちゃった?」
(私)「出しちゃったって・・・。他で?」
(客)「そう!」
(私)「あ〜!残念!」
(客)「???」
(私)「結構です。輸送費は言わなくていいですから、何を持って行くのか教えてくれませんか?」
(客)「ワーゲンのゴルフ」
(私)「う〜ん。うちの会社だったら80〜90万円で運べたましたがねえ。」
(客)「え、それ本当?」
(私)「車は結構運ぶ人がいますからねえ。 この前の車はポルシェ911でした。個人のお客さんの引越でしたけど、それでも(ポルシェでも)90万円は掛かりませんでしたよ」
(客)「そう・・・!? 私は129万円取られた」
(私)「やっぱりねえ・・・」

このケースではお客さんの認識不足、つまり引越会社が車を運べるかどうかということを鼻っから考えにいれていなかったことである。
「ダメ元で聞いてみるか?」という考えがあれば40万円近い節約になったのだが、後の祭りであった。
この「引越しノウハウ」を読んでいる人はそのような勘違いをしなくて済むのでラッキーである。
この引越しノウハウの初めのほうで「大手か中小か」ということについて書いたが、知識、ノウハウ等は大手も、中小もまったく変わりはないと考えておいたほうがベターである。
ちなみにこのお客さんは自動車輸送業者に頼んだということであったが・・・。

例えば、ニューヨークから日本に車を運ぶ場合、ニューヨークの倉庫まで持って来てもらいます(乗ってくる場合が多い)。
遠距離の人は車両輸送会社に依頼してニューヨークの倉庫まで輸送してもらうこともありました。
さて、輸送費ですが、ニューヨークの倉庫での取り扱い料、コンテナーへの積み付け費用等から船賃を払って横浜港まで2000ドルかそれ以下で運べます。
日本に車が到着した時点で「車の輸入業者=平行輸入業者」に車を譲渡します。

「譲渡の仕方」 ただで譲渡(無償譲渡)すれば消費税は掛かりません。しかし、相手が悪く手のひらを返されるとその車は二度と自分のものになりません。
「有償の場合」 例えば、200万円の車両価格として有償譲渡(売買契約)をすれば5%の消費税、つまり10万円の消費税が発生します。
0円で済ます場合、10万円を払う場合、どちらが良いかはオーナー(車の所有者)が良く考えることです。


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●アジア、アメリカ、ヨーロッパ駐在で引越しをした経験からグローバルな観点で引越しを語る
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